こんにちは🐥西永福にあるピラティス&パーソナルトレーニングZEROフィットネス、パーソナルトレーナーの草野です!
「シリカ水って身体に何がいいんですか?」
「飲んだ方がいいですか?」
こんな質問を頂くことがあります。
先日のブログでは、サントリーから発売されている「特茶」「特水」について成分やエビデンスをもとに詳しく解説しました。
今回は同じ「飲料」というカテゴリーの中で、美容への効果が期待され注目されている「シリカ水」について深掘りしていきます。
そして私が考えるシリカ水の必要性をお伝えします。
よく見かけるシリカ水
シリカ水と聞くと、
・健康や美容に良さそう
・芸能人やインフルエンサーが愛用、おすすめしている
・コンビニやドラッグストア、通販でよく見かける
このようなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
なんとなく身体にいい事があるのかな?
といった印象はありますが、そもそもこの“シリカ”とは一体何なのかご存知でしょうか。

シリカとは
シリカとは、
『二酸化ケイ素(SiO₂)』のこと。
ケイ素と酸素が結びついたミネラルです。
地球上で酸素の次に多い元素で、地球を構成する地殻やマントルに多く含まれており非常に身近な成分です。
そして実は、私たちが普段食べている食品の中にも含まれています。
シリカは特別な美容成分というよりも、もともと自然界に広く存在し、私たちの体と密な関係を持つミネラルなのです。

シリカの働き
シリカの働きと役割
シリカは生き物の体の構造において非常に重要な存在です。
私たちの体は骨・皮膚・血管・関節など、さまざまな組織によって支えられています。
シリカは、これらの組織の材料となるコラーゲンやエラスチンの結合を助け、体を構成する働きの基盤を支えるミネラルです。
・骨:形成、土台づくり
・皮膚:ハリや弾力の維持
・髪、爪:強度アップ
・血管:動脈硬化予防

更にシリカには、
・有害ミネラルと結合して排出することでデトックス効果
・食物繊維に含まれていることが多く腸内環境の改善
といった役割もあるようです。
摂取推奨量の基準は明確に定められていませんが、シリカは体の構造をより良い状態で維持していくために摂る価値のあるミネラルと言えそうです。
植物の強さから学ぶケイ素の役割
ケイ素の働きを理解するうえで分かりやすいのが植物との共通点です。
ケイ素を多く取り込む植物として稲を取り上げます。
※植物がケイ素を利用する際他の物質と合成するため、ここではシリカではなくケイ素と表現します。
稲は多くの水を必要とし、茎が固く、支柱がなくとも大きく成長する植物です。
稲の籾殻にはケイ素が多く含まれており、
・茎が丈夫になり倒れにくくなる
・病害や乾燥に強くなる
・外皮が硬くなり外的ストレスに耐えやすくなる
といった特徴を持ちます。
このように、植物にとってのケイ素は骨をつくる役割を担っているのです。
人間にとってのケイ素は骨・皮膚・血管・関節などの“構造組織”を支えるという点で共通性があり、体を支える土台に関わるミネラルです。

シリカの取り入れ方
シリカは特別な食品を選ばなくても、健康的で質の良い食事をしていれば自然と摂取できるミネラルです。
野菜の繊維部分、穀物の外皮、豆類、海藻などの植物性食品にはシリカが含まれています。
食物繊維が豊富な食事は腸内環境だけでなく、体の構造を支えるミネラルの補給にもつながっているのです。
また、北海道や九州など一部地域の水源から採水できる天然水にも含まれています。
シリカ水として宣伝、販売されている商品は、このような硬水から抽出して製品化しているものがほとんどです。

シリカを含むシャンプー、美容液に効果はあるの?
シリカはシャンプーやトリートメント、美容液など、外用製品にも配合されていることがあります。
このように外から使うことで体内に吸収されることはあるのか、髪や皮膚へどのような影響があるのか。
結論から言うと、
皮膚や毛髪からシリカが体内に吸収されることはありませんが、物理的・表面的なサポートに貢献します。
皮膚の最外層である角質層は外部からの異物の侵入を防ぐためのバリア構造を持っており、
水溶性・無機物・分子量の大きい物質を通さない設計となっています。
そのためシリカが血中や組織内に取り込まれることは不可能です。
また、髪はすでに死んでいる細胞であるため、そもそも栄養を吸収しない、代謝しないのです。
しかしシリカ配合のヘアケアやスキンケアはそもそも体に取り込み材料として働くのではなく、物理的・表面的なサポートを目的としています。
・コーティング
キューティクルの隙間に入る、髪表面に薄い膜を作る
→ハリ・コシを出す
・洗浄、除去
汚れを吸着して落とす
→頭皮や皮膚が健やかになる
など、
質感の向上や保護、肌の見た目や触感を整える補助的な働きが中心です。
シリカ配合製品で髪や肌を整える方法
外用製品での利用では体内のケイ素不足を補えるわけではないため根本的な髪質・肌質の改善にはつながらず、「内側から変える」効果を期待するとギャップが生まれてしまいます。
しかしシリカ配合のシャンプーや美容液は、
「今の状態をきれいに見せたい」「外的ダメージから守りたい」 という目的には向いています。
髪を根本から強くしたい、肌や体の構造そのものを整えたい、と考えるなら、
外から見た目を整えるケアと、食事や生活習慣など内側からのケア、両方のアプローチが効果的な方法の一つではないかと思います。

シリカを吸収することができるエビデンス
経口摂取でのシリカ(ケイ素)の吸収に関しては、ヒトを対象にした研究がいくつかあり、シリカが体内に取り込まれる(吸収される)ことを示すエビデンスは存在するようです。
参考論文はこちら
https://www.nature.com/articles/s41598-021-95220-2?utm_source=chatgpt.com
🙈お恥ずかしながら私は英語が読めないためAIに翻訳、解説してもらったところ、
〇研究内容:
・健常な成人男性 5 名を対象
・3 種類のシリカ含有サプリメント(液体・粉末)を同じ量(21.6 mg の Si)服用
・尿中のシリカ濃度 を測定
〇結果:摂取後 6 時間の尿中シリカ排泄量が増加
上記の研究結果が得られたそうです。
栄養素やミネラルは通常、
腸から吸収され→血液を循環→尿や糞として排泄する
という流れで体外に出ます。
ケイ素はオルトケイ酸(H₄SiO₄)という水溶性の形で摂取され、尿中ケイ素濃度が増加することが確認された。
これはシリカが腸から吸収され体内を循環して尿として排泄されたことを示すエビデンスです。
体内に吸収される事はわかりましたが、体に及ぼす明確な効果まで示された臨床試験は存在しないようです。
シリカ水は買うべきか、私個人の意見
ここまでシリカの働きを見てきましたが、結局シリカ水って買った方がいいの?
私の視点でまとめます。
まずはじめに前提として、
シリカは通常の食事をしていれば極端に不足することはほとんどない、自然界に非常に多く存在するミネラルです。
野菜、穀物、豆類、海藻などを含む食生活であれば、私たちは日常的にシリカを摂取しています。
そのため、
「体を変えたい」「調子を良くしたい」と思ったときに、
まず優先すべきなのはシリカの摂取量を増やしたりシリカ水を購入したりする事よりも、生活習慣の見直しであると考えます。
例えば、
・外食や加工食品の頻度を減らす
・食物繊維をしっかり摂る
・睡眠や運動習慣を整える
こうした土台が整っていない状態では、どれだけ良いものを取り入れても体に嬉しい変化は見られません。
健康づくりにおいては
「良いものを足す」ことと同じくらい、いやそれ以上に、「不要なものを減らす」ことが重要です。

そのうえで、
✔ 食事が偏りがち
✔ 野菜や穀物の摂取が少ない
✔ 体の“構造(肌・髪・関節など)”を意識したケアをしたい
このような人にとって、シリカ水は“プラスα”として取り入れる価値はあるかもしれません。
先日の特茶、特水をテーマにしたブログでも書いたとおり、
「ベストでなくともベターの積み重ね」ですね。
シリカには過剰摂取量は定められておらず、体に悪影響を及ぼす成分でもないため摂取することにデメリットはありません。
健康的な生活にプラスして取り入れてみるのも、自分を更にアップデートさせる一つの手段かもしれませんね。
ただし、ここで強調しておきたいのは
シリカ水は「痩せる水」ではないということ。
体脂肪を直接減らす作用がある成分ではなく、あくまで体の構造を支えるミネラルという位置づけですので、
もしダイエットのパートナーをお探しのようでしたらぜひ私と一緒に励みましょう。
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