こんにちは🐥
西永福にあるピラティス&パーソナルトレーニングZEROフィットネス、パーソナルトレーナーの草野です!

ダイエットを始めよう!と意気込んでもすぐ挫折。
今度こそ!と立ち上がってもまたまた長続きしない…
そんな経験がある方はいませんか?

ダイエットを継続できない理由、悩みは一体何なのか。
今回はその理由を冷静にひも解きながら、今日からもう一度前に進むための方法をお伝えしていきます!

ダイエットが続かない理由ランキング


ダイエットを継続できない理由にはどんなものがあるのかランキングを探してみました。
TOP5は下記の通り。

心当たりのある項目はありましたか?
これらはどれも意思が弱い事だけが原因ではありません。
なぜそうなるのか、どうすれば改善できるのか。
もう一度ダイエットをがんばってみようかな、と思って頂けるよう解説していきます!

1位:結果がすぐに出ない

ダイエットが続かない理由として最も多いのが、「思っているほど結果が早く出ない」という点です。
これは以前のブログでも触れましたが、短期間で大きな変化を求めることそのものに大きなデメリットがあります。

短期間で体重を減らせる?糖質抜きダイエットの実態 – 西永福ピラティス&パーソナルトレーニングジムZERO

楽に痩せられる?「マンジャロ」で理想のダイエット、トレーナー目線で解説 – 西永福ピラティス&パーソナルトレーニングジム

急激に体重を落とすと、脂肪より先に筋肉が減りやすく、結果として基礎代謝が低下します。
同じ生活をしていても消費エネルギーが減る、見た目のメリハリがなくなる、リバウンドなどのリスクが高まります。

そもそも、今の体型・体重になるまでに、どれくらいの年月をかけて積み上げてきたのか
それを改めて考えてみると、「痩せるときだけ、短期間で都合よく変わる」という仕組みが存在しないことは明らかです。



もし「すぐに変わりたい」という気持ちがあるのなら、まずはその考え方を一度フラットにしましょう。
目先の数字を追うのではなく、短期間でのダイエットが持つデメリットを再確認することが、継続可能な方法に切り替える第一歩になります。

2位:食事制限が厳しすぎる


ダイエットを始めると、多くの方がまず「カロリーを抑えよう」と考えます。
しかし、ここで一度問いかけたいのは、そのカロリー設定はどのように決めたものなのか? ということです。

SNSで見た数字をなんとなく参考にしていませんか?
とりあえず食べる量を減らしてみたり、ネットで見た成功例を真似してみたり。

本来必要なカロリーは、
年齢、性別、身長、体重などを元にした基礎代謝、その他日々の活動量やダイエットの目的、
といった個人差によって大きく変わります。
つまり、誰かの真似をしただけのカロリー設定では、心身に無理が生じるのは当然です。

必要以上にカロリーを下げれば栄養不足によって疲労や集中力の低下などを感じ、そのまま続けることは困難です。
身体だけでなく心にも大きな負担が掛かり、生活にも支障が出ます。

ダイエットは根性論ではありません。
食事によるダイエット法は、「制限」ではなく「管理」するべきものです。
まずはエビデンス(科学的根拠)に基づいた適切なカロリーを設定し、そこから実際の体感をもとに微調整していきましょう。


正しい値を基準にし、そのうえで自分の生活・体調・メンタルに合わせて調整していく。
このプロセスこそが、無理をして矯正した食事制限を、続けられる食事管理へ変えていく鍵になります。

ダイエットで最も大切なこと|ダイエットにおいてのカロリー設定について – 西永福パーソナルジムZEROフィットネス
カロリー設定はこちらの記事を参考にしてみてください。


3位:生活リズムに合っていない


3つ目は、「生活リズムとダイエットの方法が合っていない」という問題。
どれだけやる気があっても、日常の流れと反する方法では継続は困難です。

たとえば、
・帰宅が遅いから夕食を抜く → 強い空腹で食欲が暴走する
・出勤が早くて朝食を抜く → 血糖値の乱高下・栄養の偏り・エネルギー不足
・寝る時間を削ってジムに行く → 睡眠不足で食欲の乱れや代謝・集中力低下

どれも一見「努力している」ように見えますが、実際には逆効果になりやすいがんばり方です。
がんばっているつもりが望んだ結果は出ないし苦しいし…空回りしてしまう状況。

大切なのは、
「ダイエットのために生活を犠牲にする」のではなく、
「生活の中にダイエットを組み込む」
ことです。

ダイエットが生活のすべてになってしまうと苦しくなってしまいどこかで限界を迎えます。
あれ、何をしたくてこんなにがんばってたんだっけ?
と目標まで見失ってしまう事も。
続けるためには、あなたの生活リズムにぴったりな方法を探し出す事が必要です。

たとえば、
・朝食をゆっくり食べられないなら片手で食べられる食品や液体で摂取できる食品を用意する
・夜遅くなる日は低脂質・消化の良いものを軽く摂る、もしくは昼と夜の間に軽食を挟む。
・ジムに行けない日はエスカレーターより階段を使う
・10分以内の自宅トレーニングに切り替える

このように、変えられる部分は改善し、変えられない現実には寄り添う方法を見つけることが大切です。

生活とダイエットのバランスが整って初めて、無理なく継続できる習慣が育っていきます。

4位:運動のハードルが高い

4つ目は運動が続かない、運動を始める一歩が踏み出せない、など運動に対するハードルが高いという理由。

実は、私自身も運動が得意なタイプではありませんでした。
そして、パーソナルジムにご入会される方も運動未経験のケースが多くあります。
「一人では続かないから」という理由でご入会されますが、トレーナーと一緒に取り組むことで継続率はとても高くなります。

なぜ継続することができるのか。
大切なのは、
「そもそも運動を楽しめているか」
という視点です。

トレーニングは自分を永遠に高め続ける事ができるコンテンツです。
できなかった動きができるようになった、前より重いものが持てた、回数が伸びた、そしたら身体が変わった!

目的がダイエットであっても痩せたい痩せたいと固執せず、ちょっとした達成感を大切にしながら取り組んでみると楽しみながら運動を続ける事ができますよ。

運動未経験でトレーニングを始めたお客様の中には、
「ある程度痩せたらパーソナルは卒業しようと思ったけれど、毎回できる事が増えて楽しいから継続します!」
と言って下さる方もいらっしゃいます。

できるようになる事やそれによって変わる事の楽しさを共有し合えるとうれしいですよね!


そしてここでも、ネットの情報や他人の基準を自分に当て嵌めることは注意です。

・週5で運動しないと痩せない
・このメニューをやれば最速で痩せる
・最低でも30分は運動すべき


こうした情報をそのまま自分に当てはめてしまうと、苦手な事でも無理してがんばろうと負担だけが大きくなり継続は難しくなります。

だからこそ、
自分の生活リズム、体力、性格に合った方法を選ぶことが重要です。

・10分だけの短時間メニュー
・家で静かにできるトレーニング
・外を少し歩くところから始める
・楽しさを感じるものに絞る
など、まずは続けやすい簡単な運動で十分です。

ジムに行く時間はないから一駅手前で電車を降りて歩いてみようかな、とか。


運動は、誰かと比べるものではありません。
かっこいい身体の人はこんなにがんばっている!と無理に近付こうとしなくていいんです。
あなたが無理なく楽しく続けられる方法が最も効果の出る方法です。

5位:ストレス・睡眠不足

やりたくないことを無理に続ける。
ストレスを抱え込んだまま生活する。
睡眠を削って体を酷使する。
これらが続かないのは人間として当たり前の反応です。

まず前提として、私たちは生き物であり、生命維持に欠かせない優先順位があります
その中でも「睡眠」と「ストレスコントロール」は上位に位置します。

睡眠は、脳と身体を回復させ、ホルモンバランスを整え、脂肪燃焼のスイッチを正常に保つために必須の要素です。
にもかかわらず、睡眠不足のまま「脂肪を落とそう」とするのは、身体にとっては“死活問題レベル”の矛盾です。

また、ストレスが高い状態では、コルチゾールというストレスホルモンが増え、
・食欲の乱れ
・代謝の低下
・疲労の蓄積
など、ダイエットに不利な反応が次々に起こります。

つまり、
「生活するだけで精一杯」な身体の状態でダイエットしようとするほど、結果は遠ざかってしまうのです。

身体づくりとストレスの関係


本来ダイエットは、生活の土台が安定している状態だからこそ成立します。
まずは、人として必要なもの
「睡眠」、「適度な休息」、「心の余裕」
を削らないこと。
逆に、必要のない負担やストレス源は排除していくこと。

心と身体の健康が整えばモチベーションも上がり、ダイエットを効率よく進めることができます。

ダイエットが続かない、「理由」と「言い訳」を区別する

理由と言い訳の違い

ダイエットが続かないとき、私たちは「理由」と「言い訳」を無意識に混同しがちです。

・理由 → 原因を分析すれば改善できるもの
・言い訳 → 行動を避けるための正当化、現実逃避

この2つはまったく性質が違います。

ダイエットが続かない理由ランキングを探している中で目に付いた項目が、
・ダイエットは明日から
・これは0カロリーだから大丈夫
・痩せられない体質だから仕方がない
・その気になれば痩せられる

これは残念ですが言い訳かも…🤦‍♂️

無印良品週間(セール)だから買った!は立派な言い訳です🤷‍♀️


たとえば、
「営業職のためお客様との会食の機会が多い」
これは“理由”です。

一方で、
「お弁当を作る暇がないから毎日外食で高カロリーになる」
これは“言い訳”だと私は思います。

後者の場合は、
自炊をするための工夫や外食でのメニュー選びでコントロールをする事が可能ですよね。

言い訳が生まれる背景には、「意思が弱い」というより、
・目標設定が曖昧
・達成イメージが持てない
・優先順位が崩れている

といった問題が隠れていることが多いです。

「どうして自分は今、行動したくないのか」
その本質をもう一度見直してみると自然とモチベーションが上がってくるかも。

そして、もしあなたに“達成したい明確な目標”があるのなら、
時には自分を奮い立たせる気持ちも必要です。
行動しない理由ばかりを集めても、状況は変わりません。
目的を明確に、やらない理由を探さない。

行動は、
「やる意味を理解する」 → 「やれる自分を想像する」 → 「一歩踏み出す」
の順番を意識してみてください。

目的(最終的にどうなりたいか)を明確にし、それを達成するために必要な目標(目的達成のための手段)を具体的に組み立てれば、今積み重ねている小さな行動の重要さが理解できると思います。

あなたの目標が本当に“今の自分にとって意味があるもの”なら、
小さくても前に進む力は自然と戻ってきます。

むしろがんばりすぎてしまう、よくある女性の悩み

女性がダイエットを継続できないとき、むしろがんばりすぎてしまうことが原因になっているケースもあります。

よく聞かれる悩みとしては、
・食欲をコントロールできない
・ストレスで暴食してしまう
・体調不良でペースが乱れる
・生理周期に振り回される
・周囲と比べて完璧を求めてしまう
などが挙げられます。

私は、これらの根本的な突破口は 「自分の身体を知ること」 だと考えています。
これは上に挙げたどの悩みに対しても適応できる最終的な解決策であるからです。

ダイエット継続のポイント①:PMS・PMDDを理解する

特に多くの女性が悩むのが、生理周期による心身の変化です。
生理の1週間だけが不調ではありません。
多くの方は、生理前の PMS(月経前症候群) で大きくコンディションが揺れます

主な症状は、
・食欲増加
・浮腫み
・頭痛
・腹痛
・疲労感
など。

さらには PMDD (月経前不快気分障害)といって精神的な不安定さが強く現れる場合もあります。

しかし、多くの女性は自分の身体の性質を客観的に理解できていません。
そのため、
「生理を言い訳にしてはいけない」
「みんなできているのになぜ私は…」
と根性論で押し通そうとし、心と身体が望まない方法を続けてしまい、結果として継続が難しくなります。

ダイエット継続のポイント②:身体のスケジュール管理をする

仕組みを理解できたらそれを1ヶ月のスケジュールとして管理します。
自分の周期を記録し、身体の状態をスケジュール化してみましょう。

・生理周期を把握する。
・生理前にはどんな症状がみられるか。
・生理前とは大体何日前くらいか。
などを記録します。
これは個人差が大きいため自分自身の身体でデータを取る事が必要です。

そして食欲増加、倦怠感やモチベーションの低下を感じたとき、周期表のどこに位置するのかがわかれば客観的に原因究明ができ不要な自己否定を避けられます。

完璧主義は捨てて、女性のゆらぎに身を任せる

女性の身体は常に一定ではありません。
ずっと厳しい制限を続ける事は身体のゆらぎに逆らってしまうため、のんびり柔軟にいきましょう。

自分を適度に甘やかして、身体の特性に合わせて最適な行動を選んで、うまくご機嫌取りをしてあげられるとモチベーションの維持がしやすいですよ。

体調を客観的に判断してトレーニングをお休みしたり心をリセットする時間を作ったり自分を大切に扱いましょう♡

挫折の理由は必ずある

ダイエットに挫折してしまった理由は、「やる気」や「性格」といった曖昧な問題だけではありません。
一つひとつ紐解いていけば、すべて論理的に説明がつきます。

そして、原因がわかれば対処法も必ず見つかります。

大切なのは、
生活に無理なく馴染む、自分に合った方法を選ぶこと。

がんばりすぎることが、むしろ継続の妨げになることもあります。
だからこそ自分の身体や生活リズムを理解し、実現可能な方法なのか、身体の性質に合っているのか判断することが必要です。

とはいえ、
美しさは見た目だけで決まるものではありません。
でも、もし“こうなりたい”という目的が生まれたのなら、
その時は自分を奮い立たせて一歩踏み出してみてください。

何かを達成すること、続けること、あきらめないこと。
その過程で得られる学びは、身体の変化以上にあなたの人間性を成長させてくれます。

トレーニングで人生が変わった!
と口にする多くのトレーニーが実感している経験ですね。

ダイエットも自分自身と向き合うひとつの手段です。
無理なく、前向きに、楽しんで!

もし、
もう自分には成しえないんだ…
と諦めかけてしまった方がこの記事に出会ってくれたら、
あなたにぴったりのやり方でもう一度踏み出してみてください。

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50歳喜多様、5ヶ月間で体重-12kg、体脂肪率-16.2%、ウェスト-25.5cm!ボディメイク大会にも出場。

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